フードマイレージを知って、あなたにもできるエコ生活をしよう!
どんどん便利になっていく生活。でもその影には膨大なエネルギーを必要としている現実があります。 エネルギーを使えば使うほどCO2の排出が多くなり、地球の温暖化の主な原因となっています。地球の温暖化が進めば、南極の氷が溶け出し海面上昇によって、世界の各地で水害をもたらしたり、 温度の上昇による様々な生態系の変化などによって、人類を含め地球上の生物が受ける被害は計り知れません。
では、私たちが今すぐ自分でできることはなんでしょうか?このかけがいのない地球を、未来の子供たちに残すこことは今の大人たちの使命なのかもしれません。当サイトでは、日常の食事とエコの密接な関係を表す指標、フードマイレージを紹介します。このフードマイレージを減少させることで、地球の温暖化対策に貢献することができます。
フードマイレージに対して知識を深めることにより、あなたも楽しいエコ生活を送りましょう!
フードマイレージについて学ぼう!
フードマイレージの基礎知識
フードマイレージ(food mileage)とは、【食料と輸送距離】を合わせた言葉で、具体的には、輸入食糧の総重量(トン)と、輸送距離(キロメートル)を掛け合わせた数値(トン・キロメートル)で表します。
もともとは、フードマイルという、イギリスの消費者運動家であり、ロンドン市立大学の食料政策の教授のティム・ラング氏(Tim Lang)が、1994年に提唱した運動に由来します。
この運動は、食料の生産地から消費地までの距離に注目し、なるべく近くでとれた食料を食べることによって、食料の輸送に伴うエネルギーをできるだけ減らし、環境への負荷を軽減しようという運動です。

日本では、2001年に当時の農林水産省農林水産政策研究所所長・篠原孝氏によって導入され、このフード・マイレージという造語が作られました。この考え方は、日本で地産地消(生産地と消費地が近いこと)を推進していく理由の一つと言えるでしょう。
このフードマイレージを減少させることは、CO2の排出量の削減に寄与し、地球の温暖化対策に効果的なのです。
日本のフードマイレージ
日本のフードマイレージの具体的な数値はどうでしょうか。農林水産政策研究所の中田哲也氏の試算によりますと、2001年の日本の食料輸入総量は約5,800万トンで、これに国別の輸送距離を掛けたフードマイレージは約9,000億トン・キロメートルとなり、この量は、国内の1年間のすべての貨物輸送量の約1.6倍に相当します。

また、世界的にみると、日本のフード・マイレージは、韓国・アメリカの約3倍、イギリス・ドイツの約5倍、フランスの約9倍にもなっています。さらに、日本人1人あたりのフードマイレージは約7,100トン・キロメートルであり、1人あたりの年間食料輸入量で割ると、平均輸送距離は15,000キロメートルになります。これは、直線距離にすると、ほぼ東京からアフリカ大陸南端のケープタウンまでの距離に相当します。
このように、総量でみても1人当たりでみても、日本のフード・マイレージの大きさは突出していることがわかります。また、日本の食料輸入を特徴づけているのは、その輸入する食糧の大きさもありますが、地理的な要因から、生産国から輸送されている距離が長距離に及ぶということもいわれています。
フードマイレージを減少させる方法
普段の生活の中で、CO2を削減できるフードマイレージ減少法です。
ここで挙げた項目以外にも、普段から意識していろいろ工夫してみると面白いかもしれません。
フードマイレージを減少!
●食料品は原産地表示をチェックし国産の食品を選ぶ
当然、原産地を信用して買います。
●地元の野菜コーナーや直売所で食材を購入する
新鮮で安全でエコな食材が、探せば近くにあるかもしれません。
●自宅の庭やベランダで自家栽培をする
スペースに余裕があれば、趣味として楽しんではどうでしょうか。
●食べ過ぎない
ダイエットにも効果的です。
その他CO2削減方法
●お風呂のシャワーを一分短縮
●冷蔵庫の中を整理する
●電気ジャーやポットの保温をやめる
●テレビなどの予備電源を切る
●使わない電化製品のコンセントを抜く
●車ではなく電車にのる
などなど。
もちろん、自分の生活に支障をきたしては元も子もありませんが、
今すぐできることはきっとあるはずです。