日本のフードマイレージ
日本のフードマイレージ
日本のフードマイレージの具体的な数値はどうでしょうか。農林水産政策研究所の中田哲也氏の試算によりますと、2001年の日本の食料輸入総量は約5,800万トンで、これに国別の輸送距離を掛けたフードマイレージは約9,000億トン・キロメートルとなり、この量は、国内の1年間のすべての貨物輸送量の約1.6倍に相当します。

また、世界的にみると、日本のフード・マイレージは、韓国・アメリカの約3倍、イギリス・ドイツの約5倍、フランスの約9倍にもなっています。さらに、日本人1人あたりのフードマイレージは約7,100トン・キロメートルであり、1人あたりの年間食料輸入量で割ると、平均輸送距離は15,000キロメートルになります。これは、直線距離にすると、ほぼ東京からアフリカ大陸南端のケープタウンまでの距離に相当します。
このように、総量でみても1人当たりでみても、日本のフード・マイレージの大きさは突出していることがわかります。また、日本の食料輸入を特徴づけているのは、その輸入する食糧の大きさもありますが、地理的な要因から、生産国から輸送されている距離が長距離に及ぶということもいわれています。