輸送手段の違いによるCO2

飛行機 食料の輸送手段には、航空機、船舶、鉄道、トラックなどがあり、それぞれエネルギー効率や、CO2の排出量などが異なるため、環境に対する影響は違ってきます。


 例を示すと、航空機1機に1トンの荷物を積んだとき、1キロメートルの距離を運ぶとします。そのときのCO2の排出量は、トラック6台分の排出量と同等となります。また、船舶では約40隻分のCO2が、鉄道では貨車約30両分のCO2の排出量に相当します。そのため、輸送手段によっては、距離が近いとはいってもCO2の排出量が少ないとは言えず、地球の環境への影響も異なってきます。


 また、遠洋で捕獲されるマグロは、漁船で4000から5000キロメートルものの距離を運ばれてきます。特に、何千キロもの距離を空輸するとなるとエネルギー消費量とCO2排出量は膨大になります。それは、国内でも同様で、空輸されるものは多大なエネルギーを消費することになり、距離だけではわからない環境への影響が懸念されます。つまり、輸送手段の違いによって、CO2の排出量は大きく異なるということがいえます。


鉄道 近年、国土交通省は、CO2の排出量が他の輸送より少ない鉄道を多く使う商品や企業につける「エコレールマーク」の普及に取り組んでいます。「エコレールマーク」は、鉄道貨物輸送を活用し、地球環境問題に積極的に取り組んでいる商品や企業であることを表示するマークです。


 「エコレールマーク」が認定されるのは、500キロ以上の陸上輸送に、鉄道を30%以上使う商品、または15%以上使う企業となっています。もし消費者が同じ商品を購入する場合、エコレールマークのついた商品の方を購入するようになれば、各企業が競って「エコレールマーク」の認定を取得し、CO2の削減に貢献するでしょう。



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